大道芸術館について / statement

2023 年 10 月に、東京の料亭街として知られる向島に開館した大道芸術館は、料亭を改装して作られました。1 階から 3 階までが展示室となっており、玄関ではかつて「鳥羽 SF 未来館」のエントランスに展示されていたマネキンが皆様をお迎えします。

そのほか 1 階には都築氏セレクトによるレーザーカラオケを完備した VIP ルームもあり、上階へ続く階段にもアウトサイダーアート、エロティックアート、バッドアート、見世物小屋から現代美術作品まで、都築氏のさまざまなコレクションがところ狭しと飾られています。

各所にある QR コードを読み込むと、都築氏による展示作品の解説を読むことが可能です。

メイン展示となる 3 階には、当館の目玉となる三重県鳥羽にあった「元祖国際秘宝館・鳥羽 SF 未来館」で展示されていた壮大なマネキンの数々を展開。「エロ宇宙未来の旅」をテーマとしていたというその展示は「1999 年、ノストラダムスの大予言通り滅亡しかけた地球に宇宙戦艦が帰港。ある将軍の命で生存者を狩り集め、超未来人製造プロジェクトが始まる……」という壮大かつビザールな SF 世界が繰り広げられています。

2階にはカフェ&バー「茶と酒 WAKAME」があり、鑑賞後のひとときを過ごすことも、バーとしてお酒とお話を楽しむことできます。WAKAME にもところ狭しと作品が飾られ、往年のピンク映画のチラシを埋め込んだカウンターテーブルのほか、日本が世界に誇るラブドールメーカー・オリエント工業のドールたちが来客をお迎えします。