荒木一成收藏品 2

在此展示的是著名原型师・荒木一成先生多年来收集的春画人偶。

24.刮脸老爷 泥塑

25.沐浴老夫妻 泥塑

26.沐浴母子 泥塑

27.缠绵像

28.竹久梦二风格美人像

29.敲小鼓美人像

30.吟咏和歌美人像

31.稚儿像 ※稚儿:日语原名为“お稚児(ochigo)”,指在祭礼中扮成天童参加的童男童女。

32.美人艺妓坐像

33.眠猫

34.白瓷 布袋像

35.布袋像

36.反面画 能剧面具 三种

37.秘宝馆 四十八只手像 五体

38.松茸与丑女 三种 ※丑女:日语原名为“おかめ”,是民间神乐艺术中使用的中年女性面具,脸型与上述“阿多福”相同。

39.中华妇人

40.亚洲风格裸体像

41.1/4 裸体人像模型

42.1/4 裸体人像模型 钢管舞

43.1/4 紧缚人像模型

44.1/4 《花与蛇》小向美奈子立像 45.海外束缚人像迷你模型 五种

coming soon.

24.髭剃り爺 土人形

いったい誰が何のために作った人形なのか?誰得なのか?しかし私は欲しかった!(笑)誰も作りたがらないこのモチーフを作者は、きっと顎髭を剃刀で剃っている老人が「あ~」っと口を開けてるのが面白かったんでしょう。楽しんで作った気持ち、私には分かります(笑)

25.湯浴み老夫婦 土人形

髭剃り爺と同じく、誰得?な妙な土人形ですが、こちらは博多人形の定番「高砂」のように長寿の夫婦和合の意味あいがあるんでしょう。なんの飾りも誇張もなく、ジジイはジジイらしく、ババアはババアらしくリアルな造形です。チンコも小さい。

26.湯浴み母子 土人形

現在のフィギュア界が忘れている、リアルな昭和の日本女性の裸婦像です。それは体型、仕草、表情など、子供の時に見た記憶の母親像と重なります。赤ん坊は元々あったものでなく雰囲気のあったものを付け足したものです。

27.からみ像

土人形の一種です。確証はありませんが博多人形だと思います。実は私が春画人形を収集するきっかけになったものの一つでもあります。非常に複雑な体位を破綻なく、しかも誇張もなくリアルに造形しているのは驚嘆します。昭和のある時期までは、このような造形が作られる土壌が日本にあったにもかかわらず、今は失われた伝承を思うと残念でなりません。

28.夢二風美人像

裏絵博多人形です。博多人形にはその時代時代の美人画、美人女優など流行りの顔が造形に反映されとても面白いです。この町娘は少しアンニュイな表情で、当時の竹久夢二や鏑木清方の影響だと思います。裏返すと意外と剛毛で、情が深いことが分かります。

29.鼓美人像

裏絵博多人形です。宮廷仕えの女官、五人囃子みたいなものでしょうか。詳しいことは分かりませんが、博多人形の定番デザインのひとつかもしれません。裏絵はもちろんですが、鼓の細かな造形も良いです。この烏帽子の殿方はどこに隠れているんでしょう?

30.和歌詠み美人像

隠し絵博多人形です。宮廷貴族の優雅な生活の一面が見られます。鼓美人同様、手に持つ筆、短冊など粘土以外の素材の使用が適切です。もう一点入手したものは、紙の短冊や筆は無くなっていましたので、現存しているのは貴重です。

31.お稚児像

隠し絵博多人形です。これもおそらく博多人形定番のデザイン・意匠のものだと思います。こんな幼児を題材にしたものでさえ、春画人形にしてしまう潔さに清々しい思いです。烏帽子の紐など、素材の使い方に職人の柔軟性が感じ取れます。

32.美人芸者座像

裏絵博多人形です。私のコレクションの中でもお気に入りのひとつです。裏絵が無くても現在の博多人形の美人物にも遜色ない作品です。骨董市で一目惚れしたもので、表情や仕草も美しく、状態も今作られたように美しいものでした。

33.眠り猫

日光東照宮の左甚五郎の彫刻で有名ですが、某レトロおもちゃ収集家の春画人形本の表紙にもなって人気のある眠り猫です。これもデザインは多々あります。しかし人物やお面以外で、動物の隠し絵春画人形は少ないので、このまま置物として飾れる面白い造形です。

34.白磁 布袋像

宝船に乗ったの七福神は世俗的な縁起物に使用されることが多い題材です。展示の弁財天も同じく、この布袋様もなぜか裏絵博多人形ではよくモチーフにされ、多く作られています。これは珍しい白磁の布袋様像ですが、裏返すと極彩色の隠し絵の春画レリーフがあります。

35.布袋像

隠し絵博多人形です。布袋様の裏絵博多人形は、ほかの七福神に比べるとなぜか多いように感じます。私も数種類持っていますが、状態は悪いですがこれが一番大きいものです。なぜか隠し絵では、女性のオッパイを吸っているものが多いのも特徴です。

36.裏絵 能面 3種

博多人形の能面の亜流でしょう。おそらく戦後の進駐軍土産、高度成長期の温泉地土産だったと考えられます。面白いのは、能面の裏側に隠し絵の春画レリーフを施すにあたり、女面の浅いものと、翁面のように深いものとでは、造形に違いがあることです。この深いスペースをどのように使おうという作者の意気込みを感じます。

37.秘宝館 四十八手像 5体

詳細不明ですが、おそらく閉館した秘宝館に展示されていたものの一部だと思います。独特のデフォルメされたユーモラスな表現・造形です。小さな陶器製の四十八手人形は12個が1セットになっているので、これも秘宝館に展示されていたときは12体あったのかもしれません。他の作品も見てみたいですね。

38.松茸とおかめ 3種

この3点、陶器製、伏見人形など各地の松茸とオカメをモチーフにした人形・オブジェです。松茸はもちろん男根の象徴で、オカメはお多福、多産の象徴でしょう。現在の価値観とは色々差異はあるかと思いますが、おおらかな時代の作品なんでしょうね。

39.中華婦人

中国製?の陶器人形です。交接中の古玩陶器人形は大小色々ありますが、単体・着衣で、下半身丸出しで、キセルでタバコを吸ってるものは面白いと思います。当時の纏足(てんそく)も表現されています。誰かに似てますね?

40.アジアンヌード像

詳細は不明ですが、エキゾチックな裸婦像です。確証はありませんが、おそらく東南アジアの木彫に個人が彩色したものと思われます。局部の彩色など独特のこだわりがあって興味深いです。

41.1/4 リアルヌードフィギュア

現在の春画人形とも言えるかもしれない、リアルヌードフィギュアです。全体の造形、特に極所の造形はリアルそのものです。ただ、外国人の彫りの深い顔立ちなので、純粋に日本人的な造形もあると良いですね。

42.1/4 リアルヌードフィギュア ポールダンサー

とてもリアルな女性造形です。私が入手したのは10年ほど前ですが、当時はマネキンみたいな造形と彩色だなと思いましたが、あらためて見ると、まつ毛は付いてるし、造形も彩色も非常に良く出来ていると再認識しました。

43.1/4 リアル緊縛フィギュア

和風の緊縛フィギュアです。何種類かシリーズがあります。とてもリアルに作られ、縄の一部は別素材で作られていいます。おそらく海外の造形作家が作っていると思われ、造形は素晴らしいですが、顔の表現が日本人っぽく無いものになっています。

44.11/4 「花と蛇」小向美奈子スタチュー

映画「花と蛇」が公開されたときに発売された、小向美奈子氏のスタチューです。

日本の緊縛フィギュアのひとつの例です。小向氏が一番綺麗だった?ころの姿かもしれません。原型制作は寒河江弘氏です。

45.ミニ海外ボンデージフィギュア 5種

日本の緊縛とは全く違う、欧米の緊縛フィギュア。まるで荷物をコンパクトにまとめるみたいな、物質的な扱いが、日本の緊縛とは全く違う印象を受けますね。しかしこれはこれで、いかに合理的に拘束するかの技術だと思うと機能的にも見えますね。