女将の赤い手帖

前髪とプライド。。。

こんにちは。女将です。

 

前髪の高さはプライドの高さって言いますよね。古代から。

残暑厳しいこの頃。発狂寸前に閃いたこの髪型。かれこれ2週間くらいもう毎日この髪型で生きてるんですが、ふと前髪上げながら思ったんです。

前髪、プライドじゃない。

気合いの高さだわって。気合いの入れ具合の高さだわって思ったの。

もうね、週末になればなるほど前髪がうず高くなっていく。

そう。気合いの量がマックスにならないと戦えない瞬間がある。それは週末。

なるほど。夜の女たちはこうやって、自分を奮い立たせていたのね。

今日も頑張るわ。

ではまたお会いしましょうねぇ。

背中。。。

こんばんは。女将です。

 

色んなイベントが立て続けにあって、身がボロボロになってきています。

でもいいの。

みんなが楽しそうだからぁ、あぁ、あぁ。

そう。心は元気。元気があればなんでもできるのは、若いうちだけよぉ、おぉ、おぉ。五十超えたら、ちゃんとメンテしてねぇ!

そんなこと考えてる背中を激写されていたので晒しておきます。

もう背中が斜めになってますが、でも心は元気だから心配しないで!

女将がんばる!

ではまたお会いしましょうねぇ。

根性と気合よ、いいじゃない。。。

こんばんは。女将です。

いい?今日はクソ暑いこと書くわよ。読みたくなきゃ読まなくたっていいわ。そんなことじゃ、女将怒らないから。

でも聞いて。

 

根性論だの気合いだの、そんなもんは昔の話。

もっと計画的に考えて、計算しながら生きなさいと、教えてくれた先輩はみんな藻屑となって消えていった。

2025年。私はまだかろうじて生きている。何もできない癖に。

何故か。

それは、気合と根性論だけで生きてきたから。

そして瞬間的に反応することと、恐怖を吹き飛ばすには、気合いと根性が必須。

かと言って、何かを自分で成し遂げてきたかと言うと、私の場合はそうじゃないのよ。

いつでも自分にアイデアは、無い。だから投げられた球を、空振り三振上等でフルスイングするの。

「コレやれる?」「(被せ気味に)やるやる!(バカなのよ)」

なのでたまに肩が壊れるのよ。

野球ゲーム盤のバッターボックスのオモチャみたいに、無表情で振ってる時もある。だから8割方空振り。しかし、人生にバッターアウトは無い。

それでもごく稀にホームランを撃ち、トロフィーを貰えるような瞬間もあったけど、すぐ奪われちゃう。そんなことは何度もあったわ。

でも人生は長い。バットが折れたって何したっていつかホームラン打つぞと根性だけあれば、良い球が来た時に気合の瞬発力だけで思いっきり打てばいいのよ。

やり方?そんなの「どりゃー!!!」でいい。いえ。どりゃーーーーー!!!!じゃなきゃダメよ。

横には特大ホームランを撃って殿堂入りした方もいた。ヒットを軽く出し続けて、一生安泰な生活を手に入れて自由気ままに生きてる方もいる。

それはそれよ。

でも根性と気合い。コレがないと、勝てる時に勝てないのよ。

逆に、コレさえあれば、勝てるわよ。

 

何が言いたいのかと言うと、今日、真夏の日差しに負けそうになったから、悶々と考えちゃったの。

 

根性なかったら、まず駅まで行けないわよねって。。。

 

またお会いしましょうねぇ。

ヒストリーオブみるく。。。

ごきげんよう。女将です。

先日、9/1(月)は、女将、お店をお休みして、ドミューンに出演してきました。コレまたほぼ、発言すること無かったのですが、重要な役目を果たしてまいりました。

「ストーリー オブ みるく」と題して、恵比寿にあったロッククラブ「みるく」の30周年記念イベントの告知を兼ねたトークショーだったのですが、当時のクリエイター陣の皆々様にもお越しいただき、熱く色々語っていただいたのです。

もちろん、生みの親でありプロデュースをした都築さんにも登場して頂きました。

みるくのオーガナイザーであり、ママ的存在の塩井るりさん、当時のスタッフTシャツを手掛けてくださったヒステリックグラマーの北村信彦さん、当時発行していたマンスリースケジュール付きフリーペーパーの編集長のマーク.ロビンソンさん、表紙デザインの選定コーディネートをしてくださっていたヒロ杉山さん、連載をしてくださってた大友良英さん、レギュラーイベントを開催してくださってた坂田カヨさん、そして当時みるくで流していたイメージビジュアルを作成してくださっていたドミューンの宇川直宏さん。超絶豪華メンバーでクリエイティブしてたあんなお店で、女将は何してたかって、エロ担当の賑やかしアルバイト。大道芸術館でいうと、ところどころに置いてある使い古しのぬいぐるみみたいな、カッコ良すぎる店内を、一気に崩し、笑いに変える立ち位置だったように思います。

何もクリエイティブできないなら、脱ぐ。

それが当時の私の心情でした(偉そう)。

そんなただのデザイン潰し的存在の女将がドミューン様で何をしてきたかと言うと、宇川さんの作ってくださった動画があまりにもBAN案件だったため、部分的にモザイクをかけようと言うことになり、「人間モザイク」として参加して参りました。

人間モザイク。コレまた前代未聞の初の試みでしたが、無事、止められることもなく、放送されたのでした。

良い仕事してきたわ。女将、大満足。

ではまたお会いしましょうねぇ。

9月ですってよ。。。

ごきげんよう。女将です。

8月の夏休み後、メチャクチャハードすぎて何が起きたかわかんなくなっちゃったんですが、ようやく昨日、久しぶりのお休みいただき、オーバーホールしておりました。

サビ。。。全身がサビ。。。

でもいいの。

女将はサビても、みんなが笑顔になるならぁ、、、あぁ、、、あぁ、、、、、。

ということで、記憶を辿ってみたら、女将、歌舞伎町で都築さんはじめ、文化人とトークショーしてたんでした。

私の推しである黒井ひとみさんと2人で「これでエロ文化人枠に食い込んだね!私たち!」って話してイチャイチャしてきました。女将はロクに話もせず、都築さんや黒井さんの話にずっと頷いてただけですが。

「頷き女将」って呼んでください。

春画についてのトークショーでしたが、春画の美しさに触れるというよりも、春画と時代背景、今に置き換えたら、身近に将来の春画って転がってるよねっていうことと、最後にお客様からのご質問が素晴らしすぎて、全体が引き締まったトークショーになったなと感じています。

「海外からの視点からすると、日本のエロが、あまりにもおおらかすぎて、人間としてどうなんだろうと感じたことがあります。面白い、楽しいだけで片付けて良いことなのでしょうか。女性性への性の搾取的な視点で考えた時に、どの様にお考えでしょうか?」

という質問に対して、都築さんの返答。

「問題点として、お気持ちはすごくわかります。しかし、実際あった文化としてアーカイブする場合、その時代背景や、民衆の気持ち、なぜ発生したのかを、現代に生きる我々は想像し、まず好きになることから始めなければなりません。そこから見えて来る景色を感じて、残していくことが大事な様に思います。あったことを無かったことにする行為が、何よりも文化を曲げてしまうことだと感じています。」

時代時代で色んな表現があります。そのアーカイブとは、単純な作業ではなく、様々な目線から事象を捉える。

もちろん、その時々で、傷付いた人もいるでしょう。そこも想像に入れなければいけません。

色街写真家の紅子さんの写真は、色街で生きた人たちの生命力や、儚い想い、寂しさ、痛さや苦しさなど、彼女達が残していった影を表現されています。

都築さんは、その紅子さんの写真集の発売記念トークショーの際にこんな文章を残しています。

「優雅な写真が最高の復讐である」

膨大な過去の遺産と、そこに根付いた人々のいとなみ。

「エロとは?」

あなたは何を思いますか?

ではまたお会いしましょうねぇ。